【2025.05.10】オーケーエンジェル(武豊)|京都5R 未勝利 ダ1800|調教+展開分析

 

1 血統情報

  • :ナダル (Nadal/米 BMS=Blame 系の快速ダート G1・A.ミトール系)
    • 産駒はまだ少ないが、米国ではスピード持続型でダート短中距離に良績。
  • :キュリオスティー(その父 ディープインパクト)
    • 母は未出走だが、祖母キューは愛1000 ギニー②着。芝マイルの一流牝系。
  • 配合ポイント
    • ダート向きパワー×ディープ由来の柔らかさ。ナスルーラ5×5で機動力・先行力が強調され、ダ1800〜1900mは配合レンジの真ん中。

2 これまでのレース内容 (2戦 0-1-0-1)

日付 競馬場 条件 着順 通過順 上り3F 内容
24/10/12 新潟・芝1600(牝新) 7着 10-11 34.9 外枠からジワッと先行→直線切れ負け。芝でキレ不足を露呈。
25/04/20 福島・ダ1700(牝未) 2着 2-3-2-2 40.1 スタート五分→番手で砂を被らず運び、4角先頭から粘る。勝ち馬は L1 12.4。

まとめ:ダート替わりで一気にパフォーマンス向上。好位抜け出しが現在の完成形。


3 追い切り評価(古→新|最新が最下段)

日付 コース 時計 評価 メモ
4/25 (栗坂) 51.1-37.8-24.7-12.2 A 馬なりで自己ベスト。回転速いフットワーク。
4/27 (栗坂) 52.7-38.9-25.3-12.5 B+ 末強め。終いの反応良し。
4/30 (栗坂) 55.0-40.2-25.9-12.7 B 調整色。疲れ残りなく維持。
5/4 (栗CW) 85.8-69.1-53.1-38.3-11.7【8F】 B+ 広いコースで長め。折り合い○、直線だけ仕掛け。
5/7 (栗坂・重) 55.3-40.4-26.4-13.0 B 重馬場で無理せず。好調キープを確認。

総合:A- 長め→坂路の“併用”で負荷充分。ピークを維持できている。


4 コース相性 & 展開イメージ(京都ダ1800・牝)

  • 京都ダ1800はスタートから上り坂→3角まで下り。先行内目が有利だが、今開催は含水率高めで外差しも浮上。
  • 本馬は先手〜好位のスピード対応可。前走 2-3-2-2 の機動力+持続脚はこの舞台向き。
  • 1R ダ1400を走ったフクノフィアーノンよりも距離で脚を溜めやすく、H→M ペースなら L2 粘り込みが狙い目

5 勝負材料と課題

+ 材料

  • ダ替わり2戦目で指数急上昇 (前走 1:48.6=福島自己ベスト)。
  • 51秒台坂路ベスト+CW11秒7の鋭さ。
  • 斤量55 kg据え置き、牝限定でメンバー平均より馬格あり(前走448 kg)。

− 課題

  • 前走 L1 12秒台後半と終い甘さ残る。京都長い直線で踏ん張り強化が鍵。
  • 重馬場での追切り終い13.0。湿ったダ面への適性は未知。
  • 初の左回り→右回り替わり。“外に張る癖”がやや見られるため内枠はリスク。

6 結論

近3走の調整過程とダート適性の伸びしろから連対圏内

  • ベストは 「発馬五分→1~2列目外目確保→L3からロングスパート」
  • 上がり35秒台前半を要求される展開だと切れ負けも、1:53前後の我慢比べなら勝機。
  • 推奨評価:◎○▲☆の ☆(単穴) ─ 勝ち切るにはもう一段の持久力強化が必要だが、馬券圏なら十分射程。
コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です